Mac mini M4(32GB / 1TB)を導入し、ローカルLLM の実験を続けていますが、先日少し困った事象が発生しました。Ollama のアップデート後に、ダウンロードしていたはずのモデルファイルが消えてしまった可能性がある、という問題です。
SNS等でも同様の事象( Ollama 自体のアプデや連携 OSS の更新による消失)を経験されている方がおられるようで、ローカルLLM 運用において「モデルファイルの管理」は無視できない課題だと感じています。
本記事では、現時点での僕の推察と、対策として行った保存場所の変更について記録します。
blobs フォルダが空になる
先日、Ollama を使用しようとした際、モデルが正常に読み込まれないことに気づきました。初期設定の保存場所である以下のディレクトリを確認したところ、実体データが格納される blobs フォルダの中身が空の状態でした。
確認場所
/Users/xxxx/.ollama/models
心当たりとしては、Ollama の本体アップデートを行ったこと程度です。
モデルの再ダウンロードにかかるコスト
僕がメインで活用している「gpt-oss:20b」などのモデルは、ファイルサイズが約 14GB ほどあります。
モデルが消えるたびに巨大なファイルを再ダウンロードするのは、時間の浪費になります。せっかくモデルファイルを大量に保存するために内蔵ストレージを 1TB にアップグレードしたのに、物理的な容量以前の管理上のトラブルでつまずいてしまうのは、運用として効率的ではありません。
モデル保存場所の変更
初期設定の .ollama フォルダは隠しフォルダ内にあり、システム側の挙動(アップデート時の挙動など)の影響を受けやすい可能性を考えました。
そこで、管理の透明性を高め、挙動を検証するために、モデルの保存先をホームディレクトリ直下へ変更しました。
新しい保存先(試行中)
/Users/xxxx/ollama/
設定画面や環境変数の見直しを含め、この配置にすることで、今後のアップデート時にファイルが保持されるかを確認していきます。
考察と今後の課題
モデルファイルが消失する原因については、いくつかの仮説を立てています。
アップデート時の競合
本体の更新プロセスで、古いパスのデータが正しく引き継がれていない可能性。
連携ツールの影響
OpenClaw や n8n、Claude Code など、Ollama と連携する各種 OSS やツールの更新・設定変更が、モデルの読み込みパスに影響を与えている可能性。
「どこに置くのが最も安全で、パフォーマンスを損なわないのか」については、引き続き検証が必要です。外付け SSD への退避という選択肢も含め、1TB の内蔵ストレージをどう使い分けるかが今後のテーマとなります。
まとめ
ローカルLLM の実験を続けていると、本来やりたかった検証とは別の「環境維持」のトラブルに時間を取られることが多々あります。
しかし、こうしたトラブルの解決策こそが、安定したローカル AI 環境を整えるための重要な知見になると考えています。同様の悩みを持つ方にとって、一つの事例として参考になれば幸いです。




















