n8n を Docker で構築する( Mac & Windows / Docker Desktop・最短手順)

n8n を Docker で構築する( Mac & Windows / Docker Desktop・最短手順) 無料で AI を使う
広告

n8n はローカル環境でも動かせるワークフローツールですが、公式でも推奨されているのが Docker を使った構築方法です。

理由としては、

  • 環境を汚さない
  • セットアップがシンプル
  • 後からの拡張がしやすい

といった点があります。

この記事では、Docker Desktop を使って n8n をローカルに構築し、「ブラウザで起動するところまで」を最短手順で整理します。

細かい設定は後回しにして、まずは動かすところまで進めます。

Mac mini M4(メモリ 32GB)、Surface Laptop 2(メモリ 8GB)、n8n Version 2.9.4(セルフホスト)で確認した内容です。OS や n8n のバージョン違いにより内容が異なる場合があります。

前提条件

以下の環境を前提としています。

  • Docker Desktop インストール済み
  • Docker が起動している状態

Docker Desktop は Mac / Windows 両方に対応しています。

インストールがまだの場合は、先に Docker Desktop を導入してください。

n8n を Docker で起動する

今回は docker compose を使って起動します。

設定ファイルを用意することで、後からの修正や再起動が簡単になります。

docker-compose.yml を作成

任意のディレクトリ(フォルダ)で、docker-compose.yml を作成し、以下の内容を書き込みます。

services:
  n8n:
    image: docker.n8n.io/n8nio/n8n
    container_name: n8n
    restart: always
    ports:
      - "5678:5678"
    volumes:
      - n8n_data:/home/node/.n8n
    environment:
      - GENERIC_TIMEZONE=Asia/Tokyo
      - TZ=Asia/Tokyo
      - N8N_ENFORCE_SETTINGS_FILE_PERMISSIONS=true
      - N8N_RUNNERS_ENABLED=true

volumes:
  n8n_data:

この設定では、

  • ポート 5678 でアクセス可能
  • データは Docker Volume に保存
  • タイムゾーンは日本(Asia/Tokyo)

という構成になっています。

特に意識しておきたいのは、/home/node/.n8n にデータを保存している点です。

これにより、コンテナを再起動してもデータが消えません。

コンテナを起動

docker-compose.yml を配置したディレクトリで、以下を実行します。

docker compose up -d

初回はイメージのダウンロードが入るため、少し時間がかかります。

docker-compose.yml ( docker compose up -d ) で n8n を起動

起動確認

起動が完了したら、ブラウザで以下にアクセスします。

http://localhost:5678/

n8n の初期画面が表示されれば成功です。

初期セットアップ

n8n に初めてアクセスすると、アカウントの初期設定画面が表示されます。

n8n セルフホスト Docker 初期起動画面
セットアップ画面を確認するためシークレットウィンドウで開いています。通常は通常のウィンドウで開いて問題ありません。

以下の項目を入力します。

  • Email
  • First Name
  • Last Name
  • Password(8文字以上・大文字と数字を含む)

入力後、アカウントを作成します。

このアカウントはローカル環境の管理用なので、普段使っているメールアドレスで問題ありません。

初期アンケートについて

アカウント作成後、簡単なアンケート画面が表示されることがあります。

会社の種類や用途などを選択する内容ですが、動作には影響しないため、深く考えずに選んで問題ありません。

そのまま「Get started」をクリックして進みます。

n8n セルフホスト Docker 初期画面 アンケート?

また、追加機能の案内(ライセンスキー取得)の画面が表示されることもあります。

こちらも必須ではないため、「Skip」でスキップしてOKです。

n8n セルフホスト Docker 初期画面 Get paid features fo free (forever)

ワークフロー作成の開始

セットアップが完了すると、n8n のダッシュボード画面が表示されます。

ここから実際にワークフローを作成していきます。

「Start from scratch」を選択すると、新規ワークフローの作成画面が開きます。

n8n 起動画面
Start From scratch を押すと新規ワークフロー作成画面に進む

まずは何も考えずにワークフロー画面を開いてみるところまで進めれば OK です。

ノードの追加や AI との連携については、次の記事で実際に動かしながら解説しています。

➡️ n8n Docker 版 × Ollama 連携方法(基本)

補足:よくあるつまずきポイント

ポートが開けない場合

すでに 5678 ポートが使用されていると、起動できないことがあります。

その場合は、以下のようにポート番号を変更します。

ports:
  - "5679:5678"

Docker が起動していない

意外と多いのがこれです。

docker compose up -d 実行後、以下のようなエラーが出る場合は、Docker Desktop を起動してから、再度コマンドを実行してください。

unable to get image ‘docker.n8n.io/n8nio/n8n’: failed to connect to the docker API at npipe:////./pipe/docker_engine; check if the path is correct and if the daemon is running: open //./pipe/docker_engine: The system cannot find the file specified.

データが消えるのが不安な場合

今回の設定では Docker Volume を使っているため、

docker compose down

を実行してもデータは消えません。

ただし、Volume を削除するとデータも消えるので注意してください。

ここまでできれば OK

この時点で、

  • n8n がローカルで起動している
  • ブラウザからアクセスできる

という状態になっています。

この状態が作れれば、あとはノードを追加してワークフローを組むだけです。

タイトルとURLをコピーしました