ローカルで AI を動かす環境として注目されている「Ollama」。
この記事では、Windows 環境で Ollama をインストールし、実際にモデルを動かすところまでを、最短ルートで解説します。
「とりあえず一度動かしてみたい」という方向けに、余計な設定は省いて進めていきます。
システム要件
Ollama は以下の環境で動作します。
- Windows 10(22H2)以降
- Windows 11
GPU を使う場合は、以下も必要になります。
- NVIDIA GPU(対応ドライバ)
- AMD Radeon GPU(対応ドライバ)
CPU のみでも動作は可能ですが、処理速度は大きく変わるため、GPU がある環境の方が有利です。
また、メモリ容量も重要です。
8GB / 16GB の環境でも動作は可能ですが、モデルの選択肢や快適さに制限が出やすくなります。
余裕があれば、メモリは多めに確保しておくと安心です。
この記事では、Surface Laptop 2(メモリ8GB)環境で検証しています。
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インストール方法(2パターン)
Windows でのインストールは、主に 2つの方法があります。
- アプリをダウンロードする方法
- PowerShell からインストールする方法
アプリでインストール(GUI)
Windows では、公式インストーラーを使うのが最も簡単です。
公式サイトから「OllamaSetup.exe」をダウンロードして実行します。
インストールはユーザー環境に対して行われるため、管理者権限は不要です。
インストール後は、バックグラウンドで Ollama が起動し、コマンドが使える状態になります。
PowerShell でインストール
以下のコマンドを実行します。
irm https://ollama.com/install.ps1 | iex
数分でインストールが完了します。
インストール確認
インストールが完了したら、Ollama が動作するか確認します。
PowerShell またはコマンドプロンプトで以下を実行します。
ollama run qwen3.5:0.8b
初回はモデルのダウンロードが始まります。
ダウンロードが完了すると、そのままチャットができる状態になります。

※検証機がメモリ 8GB のため、今回は軽量モデル(qwen3.5:0.8b)を使用しています。
実際に試してみると、動作自体は可能ですが、モデルの選択肢や応答速度には制限を感じる場面がありました。
このあたりはメモリ容量によって大きく変わるため、用途に応じてモデルを選ぶ必要があります。
実際に動かしてみる
以下のように入力すると、応答が返ってきます。
こんにちは。簡単に自己紹介してください。
これで、ローカル環境で AI が動作している状態です。

よくあるつまずき
初回で詰まりやすいポイントをまとめておきます。
・コマンドが認識されない
→ PowerShell またはコマンドプロンプトを再起動する
・ダウンロードが遅い
→ モデルサイズが大きいため時間がかかる場合あり
・GPU が使われていない
→ ドライバのバージョンを確認する
・文字が崩れる
→ ターミナルのフォント設定を変更する
補足(モデルなどの保存場所について)
Ollama はモデルや設定ファイルをユーザーディレクトリ内に保存します。
保存場所は環境変数で変更することも可能です。
ストレージ容量に余裕がない場合は、あらかじめ保存先を検討しておくと安心です。
環境を整理したい場合は、モデルだけ削除する方法や、Ollama 本体を一度アンインストールして入れ直す方法もあります。
Windows での削除手順については、以下の記事にまとめています。
➡️ Ollama のアンインストール方法(Mac / Windows)
参考情報
次にやること
ここまでで「動かす」ことはできましたが、実際に使うにはもう少し知識が必要です。
次のステップとしては、
・モデルの選び方
・軽いモデルと重いモデルの違い
・コマンドの基本操作
あたりを押さえておくと、かなり使いやすくなります。















