Ollama において、大幅な性能向上を実現した新モデル「Qwen 3.8 27B」が利用可能になりました。このモデルは、プログラミング、専門的な業務、研究、そして複雑な連続タスク(エージェントタスク)において、これまでにない高いパフォーマンスを発揮します。
Qwen 3.8 27B の主な特徴
- エージェント向け設計:複雑で多段階のタスクを、高い信頼性を持って最後まで遂行できるよう、柔軟な思考制御が可能です。
- マルチモーダル機能:画像入力をネイティブにサポートしており、テキストと画像を組み合わせた理解が可能です。
- 長大なコンテキスト:262K トークンのコンテキストウィンドウに対応しており、長時間のコーディングセッションにも適しています。
- 幅広い利用可能性:Apache 2.0 ライセンスの下、Ollama がサポートするあらゆるプラットフォームで利用できます。
モデルの実行方法
Ollama をダウンロードし、以下のコマンドを実行することで、すぐにモデルを開始できます。
ollama run qwen3.8
また、Pi のようなコーディングエージェントを使用することで、ローカル環境での高度なプログラミング支援も可能です。
ollama launch pi --model qwen3.8
さらに、Claude Code、Codex、Hermes、OpenClaw など、各種エージェントやパーソナルアシスタントとの連携についても、Ollama のドキュメントから詳細を確認できます。
ハードウェアに合わせたパフォーマンスの最適化
NVIDIA および Apple の MLX プロジェクトとの協力により、特定のハードウェアにおけるパフォーマンスが最大限に引き出されています。
Apple Silicon 搭載デバイス
M3 以降のチップを搭載したデバイスでは、Apple の MLX フレームワークを活用することで、最大限の性能を発揮できます。例えば、M5 Max チップを搭載した MacBook では、70 トークン/s を超える出力速度に達します。
ollama run qwen3.8:27b-mlx
また、MLX を利用することで、画像入力によるマルチモーダルな実行も可能です。
ollama run qwen3.8:27b-mlx "What's in this image? ./image.png"
NVIDIA GPU 搭載デバイス
NVIDIA の Blackwell アーキテクチャにおいても、llama.cpp を介した最適化により、高いパフォーマンスを実現しています。マルチトークン予測(MTP)技術の最適化により、131 トークン/s を超える出力速度に達することが可能です。
ollama run qwen3.8
このアップデートのメリット
- エンジニア:長大なコードベースをローカル環境で効率的に解析し、高度なプログラミング支援を受けられます。
- 研究者・データサイエンティスト:画像とテキストを融合した高度な解析や、複雑な手順を要するエージェント構築が容易になります。
- AI 開発者:Apache 2 0 ライセンスにより、商用利用やアプリケーションへの組み込みがスムーズに行えます。
まとめ
Qwen 3.8 27B のリリースにより、Ollama を通じて、より高性能なローカル AI 環境を構築できるようになりました。Apple Silicon や NVIDIA といった主要なハードウェアへの最適化が進んでいるため、各自の環境に合わせて非常に高速なレスポンスを体験できるでしょう。
※ 本記事は、Ollama から届くメールをトリガーとして、n8n とローカル LLM(Ollama / gemma4:26b)を連携させ、Mac mini M4(32GB)上で記事生成を自動化した実験の記録です。生成プロセス〜公開において人間による確認と微調整は行っていますが、内容に誤りを含む可能性があるため、正確な情報は必ず公式情報をご確認ください。




















